アルファ化とは、食品を食べられる状態のまま乾燥処理する技術です。通常乾燥ですと徐々にベータ化し食味が劣化しますが、アルファ化はこのベータ化が起こる前に特殊な乾燥処理を施します。アルファ化された食品は熱湯や冷水を注入することで復元し、食べられる状態となります。
当社では主に雑穀類などをアルファ化しています。雑穀類に熱・圧力を加えることで一旦糊状にし、その後、乾燥を加えて製品化します。その結果、香りが増したり、消化しやすくなります。
形質的に近似なものとして、古くは戦国時代に多く利用された「ほしい」と呼ばれる保存食・非常食があります。こちらは現代のアルファ化に比べて天日干しなどの方法により緩やかに乾燥されています。
当社では、アルファ化技術により様々な製品を受託製造しています。
特徴:風味(香りがよくでる)・体内での消化、吸収が良くなる
アルファ加工:コーン・米・麦・雑穀など
アルファ化製品:フレーク類(アルファ後圧平)・雑穀パフ・コーンアルファ粉(アルファ後粉砕)